日銀政策決定会合!

7/30~31と開かれていた日銀政策決定会合の結果が出ました。
強力な金融緩和継続のための枠組み強化!
…という、よくわからないものに(笑)
具体的な内容は、日銀のpdfを見ていただきたいんですけど、
まぁ、簡単に言うと、現状維持なんだけど、微調整って感じです。
(1)イールドカーブコントロールは現状維持
一部で言われていた、長期金利の目標を現状の0.0%から引き上げる(もしくは幅を広げて柔軟化する)政策変更はありませんでした。
ただ、-0.1%のマイナス金利が適用される範囲を、現在の10兆円から5兆円程度まで減少されることを決めました。
マイナス金利はなくさないけど、適用範囲を小さくして、金融機関にかかる負担を少なくしようってこと
(日本銀行当座預金のマクロ加算残高にかかる基準比率の見直しについて)
(2)ETFの買い入れの調整
金額は現状維持だけど、TOPIXに連動するETFの買い入れ額を拡大する、と決めました。
具体的には、3指数(TOPIX、日経225、JPX400)に連動するETFの買い入れを現状3兆円→1.5兆円に減額
TOPIXに連動するETFの買い入れを現状2.7兆円→4.2兆円に増額
これは事前の報道通り。
(今後のETFの買入れの運営について)
(3)政策金利のフォワードガイダンスを導入
「日本銀行は2019年10月に予定されている消費税引き上げの影響を含めた経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持することを想定している」
…らしいんだけど、今まで言ってたことのくりかえしだし、この導入になんの意味があるのかわかんない…
政策変更は当分ありませんよ、ってことを明確にしたってこと?
微調整はあったものの、ぶっちゃけ小幅すぎて、ゴミみたいなもの(笑)だと思うし、市場に与える影響はほとんどないと思う。
市場や銀行に気を使って、ほんのちょっとだけ数字をいじりました、って程度。
少なくとも市場が事前に期待(警戒)していたレベルの調整には全然届いていないよー。
これで、日銀が緩和縮小に舵を切った、って言うのはちょっと無理があるような…。
そして、今回、微妙でも変更をしちゃったので、しばらくはなんにもないだろうってことがはっきりしてしまったぁー!
今回なにもなかったら、次回以降に期待をつなげたんだけど、やっちゃったもんだから、もう期待もなくなっちゃったよー。
ぐぬぬ…
今回は予告だけで、次回9月まで期待を引っ張ってほしかったのに~
この結果を受けて、日本国債は買い戻されて(同時に米国債も買い戻されています)、ドル円は円安に振れています。
株は、円安を好感して初動は跳ね上がった…けど、さて、ここからが問題なんだよねぇ
為替を見ると、株は買ってもいいんじゃないか?って思いたくなるんだけど…
国債が買い戻されているのがねー
米10年債利回りは3.0%の壁を突破できずに叩き落された形になったので…
かなり嫌な感じに見えます
金利高期待は、今日の日銀会合で一旦は終わってしまったように見える…
(今夜のアメリカの銀行株の動きに注目したいです)
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コメントの投稿
日銀イベント通過の件
なぞなぞみたいな調整でしたね。
それでもまあ初動で上に行ったので、とりあえず安心ということで、押しを待って日経レバ買いました。
初動で下ならもう何日か見たと思います。
為替はおそらく底打ったと思います。
アメリカその他少し懸念は残りますが、そこはご愛敬ということで。
それでもまあ初動で上に行ったので、とりあえず安心ということで、押しを待って日経レバ買いました。
初動で下ならもう何日か見たと思います。
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アメリカその他少し懸念は残りますが、そこはご愛敬ということで。
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